AGA治療薬について

男性型脱毛症(AGA)には内服薬によって、薄毛の進行を遅らせたり、発毛を促す治療があります。AGAに効果的とされる内服薬は薄毛に対するアプローチの仕方や効果が異なります。男性型脱毛症は進行性なので早めのケアが大切です。

フィナステリド (プロペシアのジェネリック医薬品)薄毛や抜け毛の原因一つ、男性ホルモンのDHTを生成する2型5αリダクターゼの活動を、主成分フィナステリドが抑制。脱毛を防止し、発毛させる効果があります。
デュタステリド (ザガーロのジェネリック医薬品)プロペシア(フィナステリド)が2型5αリダクターゼの生成を抑制するのに対し、デュタステリドは1型2型両方の5αリダクターゼを抑制。プロペシア(フィナステリド)より大きな脱毛防止・発毛効果が期待されています。

副作用:上記2種類ともに、じんましん、睾丸痛、性欲減退、勃起障害、精液量低下、抑うつ症状、食欲不振、肝機能障害などの症状が現れる場合がございます。

※高血圧やED、片頭痛などの治療中である場合や、肝機能障害や腎機能障害である場合には、これらのお薬を処方できない可能性もあります。

ED治療薬について

ED(勃起不全)とは、読んで字のごとく勃起機能の低下した状態のことをいいます。これは勃起しなくて困る。という症状だけではなく「勃起に時間がかかる」「途中で萎える」「満足のいく性行為ができない」という状態にも当てはまります。EDには加齢や病気によるもの(基質性ED)やストレスなど精神的な影響によるもの(心因性ED)に大きく分かれますが、これらのどちらも混ざっていること(混合性ED)もあります。国内には軽症も含めると1800万人のED患者がいるといわれており、近年では若年層の患者数も増加していて決して珍しい病気ではありません。

バルデナフィル (レビトラのジェネリック医薬品)ED治療薬で有名なバイアグラの次に開発された薬です。服用後から30分ほどで効果が出る即効型で、持続時間は5-10時間と長いことが特徴です。
食事の影響を受けにくく、食後に内服することもできます。
シアリス比較的新しいED治療薬です。服用後30-60分で効果が出て、持続時間は36時間と非常に長いという特徴があります。
レビトラ(バルデナフィル)に比べて、効果はマイルドで、副作用も出にくい傾向があります。
また、こちらの薬も食事の影響を受けにくく、食後に内服することもできます。

副作用:上記2種類ともに、ほてりや頭痛、消化不良などの症状が現れる場合がございます。

ヘルスケア

健康、美容に必要な栄養素や、食事だけでは摂取できないビタミンを補うことができます。また、医療機関でしか処方できない量の有効成分が含まれておりますので、継続していただくことで効果が表れてきます。
身体の内側からアプローチしていきたい、肌のコンディションをしっかり整えたい方にオススメです。健康、美容目的の処方は自由診療となります。

メルスモンカプセル120カプセル(1日4カプセル30日分)メルスモンカプセルはプラセンタを主原料とするタンパク酸アミノ製剤であり、プラセンタには細胞の再生や活性化、増殖作用、皮膚の新陳代謝を促す効果があると言われています。また、肝臓機能を上げたり、ホルモンバランスを調整したりする効果もあるため、肝機能障害や更年期障害などの治療にも用いられています。

副作用:稀に免疫過剰に反応によるアナフィラキシー症状(悪寒、悪心、発熱、発疹、発赤)を起こすことがあります。 アレルギー体質の方には処方をお断りする場合がございます。

ユベラカプセル(1回1カプセル、1日3回)肌の酸化を抑える効果に期待ができ、さらに新陳代謝を促進することでメラニン色素の沈着を予防したり、すでに作られたメラニン色素の排出を促したりします。シミやそばかす、肝斑の改善に期待が持たれています。
※一般的な効能として、末梢血管の血液の流れを改善したり、コレステロールなどを低下させて、高血圧症などの症状を改善する働きがあります。しもやけ、四肢冷感症などの末梢循環障害にも効果を発揮します。

副作用:稀に発疹、下痢、食欲不振、胃部不快感などの症状が現れる場合がございます。

シナール配合錠ビタミンC(アスコルビン酸)とパントテン酸を配合した複合ビタミン剤です。
病気、妊娠中または授乳中など、ビタミンCやパントテン酸が不足している場合の補給に用いられます。また、メラニン色素の形成を抑え、皮膚の色素沈着(シミなど)の改善にも用いられます。

副作用:稀に胃不快感、吐き気、嘔吐、下痢などの症状が現れる場合がございます。

トラネキサム酸錠トラネキサム酸にはシミの原因になるメラニン色素の生成を抑える作用、炎症を抑える作用があり、これにより美白効果が期待できます。そばかすや肝斑、老人性色素斑、傷などの炎症後色素沈着といったシミに効果があるといわれています。
※通常、全身性または局所の線溶亢進関与が考えられる出血、湿疹・じん麻疹・薬疹・中毒疹、扁桃炎・咽喉頭炎、口内炎などに伴う各種症状に用いられます。

副作用:稀に食欲不振、悪心、嘔吐、胸やけ、眠気、そう痒感、発疹などの症状が現れる場合がございます。

タチオンタチオンには肝臓の代謝機能に重要な酵素を活性化させる力があり、疲労の回復や免疫力の向上が望めます。
また、抗酸化作用があるので肌の老化を防ぐ効果があります。抗酸化作用により白くハリのある肌へ整える効果が期待できます。
※通常、薬物中毒、アセトン血性嘔吐症(自家中毒、周期性嘔吐症)、金属中毒、妊娠悪阻、妊娠高血圧症候群の治療に用いられます。

副作用:稀に発疹、食欲不振、吐き気・嘔吐、胃痛などの症状が現れる場合がございます。

ビオチン散ビオチンはビタミンHとも言われ、体内で代謝酵素の補酵素として代謝に関与します。
急・慢性湿疹、小児湿疹、接触皮膚炎、脂漏性湿疹、尋常性ざ瘡(ニキビ)の治療に用いられています。
皮膚や粘膜が維持される効果があるため、爪や髪の健康をサポートすることにも繋がります。

副作用:主な副作用は確認されていませんが、体質によっては下痢などの症状が現れる場合がございます。

ハイチオール錠ハイチオールの主成分であるL-システインにはエネルギー代謝を促進する働きや肝臓での解毒作用があり、疲れやだるさの改善、二日酔いの改善に期待ができます。
通常はニキビ治療にも使われている薬ですので、毛穴詰まりにも効果があります。
※通常、湿疹、蕁麻疹、薬疹、中毒疹、尋常性ざ瘡(ニキビ)、多形滲出性紅斑、放射線障害による白血球減少症の治療に用いられます。

副作用:稀に吐き気、下痢、腹痛などの症状が現れる場合がございます。

メディカルダイエット

ダイエット薬には食欲を抑える効果や、脂肪吸収を抑制する効果などがあります。食事量をコントロールして食べ過ぎを防止できるため、無理なく減量をすることが可能です。また、食後の急激な血糖値の上昇を抑える効果もあるため、安定した血糖値を保つことで脂肪を溜め込みにくい身体になります。
なお、医学的に減量が推奨されない場合や、健診結果・血液検査などで不適当な場合は、処方をお断りさせていただきます。

リベルサス錠インスリン分泌を促進し、血糖値を下げて食欲を抑える効果のある薬です。満腹になりづらい、服用期間を短く、より早いダイエット効果を目標とする方に適しています。
1日1回3mgから開始し、4週間以上投与した後、1日1回7mgに増量します。それでも効果が不十分な場合14mgに増量することができます。
マンジャロ皮下注持続性GIP/GLP-1受容体作動薬であるマンジャロは、両方の受容体に同時に作用することでより効果的な血糖値のコントロールが期待できます。
マンジャロは週に一回、使い切りのペン型タイプで、注入ボタンを押すと皮下に自動で針が刺さり一回分の薬剤が注入されます。患者様がご自身で1回あたりの量を設定したり、注射針を管理したりする必要はありません。
血糖値の上昇を抑えるだけでなく、食欲を抑制し、胃の内容物の排泄を遅らせて満腹感を持続させることで体重減少に優れた効果が期待できます。
カナグル錠腎臓で糖を再吸収する役割を持つたんぱく質(SGLT2)を阻害し、血中に過剰に存在する糖を尿中へ排せつすることで血糖値を下げます。また、血液をろ過する糸球体内の圧力を下げるなど、その他さまざまな作用によって、腎臓の機能低下を抑制します。
必要以上に糖が吸収されると消費されず、余った糖が中性脂肪へ変化し体重が増えてしまいますが、カナグル錠の効果で再吸収を防ぎ、尿と一緒に排出します。
体内の余分な糖が脂肪に変化しにくくなるため、太りづらくなる。トイレの回数が増えるためむくみが取れやすくなる。といった効果もございます。

副作用:頭痛、低血糖症状(動悸、発汗、手足のふるえ、眠気、意識消失)、吐き気、脱水症状、便秘、下痢、頻尿、膀胱炎などの症状が現れる場合がございます。

避妊薬

緊急避妊薬(アフターピル)とは、コンドームの破損、ピルの飲み忘れ、レイプにあった、避妊なしの性交で妊娠したかもしれないときに使う方法のひとつです。性交から72時間以内に薬を内服することで高い割合で妊娠を防ぐことができます。
現在、我が国で使える緊急避妊薬は商品名が「ノルレボ錠1.5mg」もしくは「レボノルゲストレル錠1.5mg「F」」の2種類です。

ノルレボ錠1.5mg妊娠阻止率はおよそ95%です。早めに服用することで阻止率があがります。緊急避妊薬はあくまで一時的な対処法です。繰り返し使用するものではありません。
確実な避妊を選択するには低用量ピルの服用をおすすめします。中絶薬ではありませんので、すでに妊娠している方は使用できません。
レボノルゲストレル錠1.5mg(ノルレボ錠の後発医薬品)妊娠阻止率はおよそ85%です。こちらも早めに服用することで阻止率があがります。緊急避妊薬はあくまで一時的な対処法です。繰り返し使用するものではありません。
確実な避妊を選択するには低用量ピルの服用をおすすめします。中絶薬ではありませんので、すでに妊娠している方は使用できません。
※あくまで緊急時に使う方法で、日常的に使うものではありません。また、上記2種類の緊急避妊ピルは妊娠を防止しますが、100%ではありません。

副作用:不正子宮出血や頭痛、吐き気、倦怠感、眠くなるなどの月経時にみられる症状があらわれることがあります。また、服用後は排卵が遅れて妊娠しやすくなることに加え、緊急避妊薬は服用後の性交による妊娠を防ぐことができるわけではないため、定期的な避妊法の使用を考えましょう。

マーベロン28こちらは緊急避妊薬とは違い、月経の第1日目から白色の錠剤を1日1回1錠ずつ毎日一定の時刻に21日間服用し、続けて緑色の錠剤を1日1回1錠ずつ7日間、計28日間連続して服用します。緑色の錠剤を飲み終わった翌日から、月経の有無にかかわらず、引き続き白色の錠剤から服用し始め、同様の方法で、避妊する期間繰り返し服用します。
排卵抑制作用のほかに、子宮内膜変化による着床阻害作用や頸管粘液変化による精子通過阻害作用により、妊娠を防ぎます。
また、ピルにはエストロゲン(女性ホルモン)が配合されているため、それ自体でアンドロゲン(男性ホルモン)を抑える作用があります。ニキビにも効果的であり、世界中で女性のニキビ治療薬としても用いられています。

副作用:吐き気・嘔吐、乳房痛、頭痛、不正性器出血、倦怠感、下痢、腹痛、月経過多、発疹、浮腫、黄疸、視力障害などの症状が現れることがございます。また、心血管系の副作用の危険性が増大するので、禁煙してください。

インフルエンザ予防投与

予防投与の為、保険適用にはならず、自由診療での処方となります。家族や同僚がインフルエンザにかかってしまったので予防したい。試験や大事な仕事、楽しみな旅行前に感染したくない。そんな方にオススメです。

タミフルカプセル75mgインフルエンザウイルスに感染した細胞からウイルスが遊離するのを阻害することにより、ウイルスの増殖を抑えます。
通常はA型またはB型インフルエンザウイルス感染症の治療に用いられ、1日1回1カプセルを、7~10日間服用します。
10日を上限として、タミフルを連続して服用している期間のみ予防効果が持続します。
主な副作用として動悸、血圧低下、 蕁麻疹、血便、 腹痛などの症状が現れることがございます。
イナビル吸入粉末剤20mgA型またはB型インフルエンザウイルス表面に存在する酵素(ノイラミニダーゼ)を選択的に阻害して、新しく形成されたウイルスの感染細胞からの遊離を阻害することにより、インフルエンザウイルスの増殖を抑えます。
通常はA型またはB型インフルエンザウイルス感染症の予防に用いられ、成人は1容器を1日1回、2日間吸入する吸入薬になります。予防期間は7~10日間とされています。
主な副作用として下痢、悪心、胃腸炎、蕁麻疹などの症状が現れることがございます。

予防接種・血液検査

インフルエンザ稀にアレルギー反応を起こす場合がございます。在庫がなくなり次第終了とさせていただきます。
コロナ当院では第一三共様のダイチロナをご用意しております。接種後副反応にて注射部位疼痛、筋肉痛、倦怠感、発熱などの症状が現れる場合がございます。
※65歳以上の方は助成の対象となります。名古屋市のクーポンもご利用いただけます。
アレルギー検査39種採血をさせていただき、下記39種類の項目に対しアレルギーがあるかを検査します。
採血後結果が出るまでに1週間ほどお時間を頂戴いたします。
吸入系アレルゲンヤケヒョウヒダニ、ハウスダスト、ネコ皮屑、イヌ皮屑、スギ、ヒノキ、ハンノキ(属)、シラカンバ(属)、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、アルテルナリア(スズカビ)、アスペルギルス(コウジカビ)、カンジダ、マラセチア(属)、ラテックス、オオアワガエリ
食物系アレルゲン卵白、オボムコイド(耐熱性卵蛋白)、ミルク、小麦、ピーナッツ、大豆、ソバ、ゴマ、米、エビ、カニ、キウイ、リンゴ、マグロ、サケ、サバ、牛肉、鶏肉、豚肉、バナナ
その他アレルゲンガ、ゴキブリ
※上記以外の検査項目も追加できます。種類ごと単体でも対応しておりますので詳しくはご相談ください。